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口腔ケア

今日から始める口腔ケア

口腔ケアをする時は、初めに口が十分に開くかどうかを確認してください。
十分に開かなかったり、大きく開こうとすると顎の関節に痛みがあるようなら、何らかの原因が考えられるので、専門医に相談しましょう。

今日から始める口腔ケア
  • 【歯】
    色、動揺度、かみ合わせの状況、虫歯の有無、汚れなどをチェック。
  • 【歯肉】
    健康な歯肉はピンク色で堅く引き締まっていますが、歯周疾患があると赤く腫れぼったく、少し触ると出血します。
    軽度ならば正しい歯磨きで改善できます。
  • 【粘膜】
    通常は暗赤色。びらん、潰瘍の有無を観察。
  • 【口唇】
    色の変化、びらん、潰瘍の有無を観察。
  • 【舌】
    健康な舌は淡紅色。白い膜状の舌苔で覆われることも。腫大がないか、舌運動の異常がないかもチェック。
  • 【口臭】
    原因は口腔内だけでなく、鼻咽喉の炎症、呼吸器官や消化器官とも関係があるので慎重に調べましょう。

よく噛むことの効果

1.胃腸の働きを促進する
唾液中の消化酵素の分泌がさかんになり、細かくかみ砕けば胃腸への負担を
和らげます。

2.むし歯、歯周病、口臭を予防する
唾液の分泌が増え、唾液の抗菌作用によって口の中の清掃効果が高まります。

3.肥満を防止する
ゆっくりたくさん噛むと満腹感が得られ、食べ過ぎを防ぎます。

4.脳の働きを活発にする
噛むことで脳への血流が増加し働きを活発にするために、脳の若さを保って老化を防止します。

5.全身の体力の向上
よく噛めば全身に活力がみなぎり、体力が向上します。

6.味覚が発達する
じっくりと味わえ、味覚が発達します。

7.発音がはっきりする
口のまわりの筋肉が発達し、言葉の発音もはっきりします。

8.がんを予防する
唾液に含まれる酵素には、食品中の発ガン物質の発ガン性を抑制する効果があると言われています。

よく噛むことの効果

歯磨き【ブラッシング】

食後は食べかすが溜まり、放っておくと口腔内細菌が増加します。
誤嚥性肺炎を防ぐためにも、口腔内の清掃は毎食後、行う必要があります。
歯ブラシでのブラッシングがもっとも効果的で、歯や粘膜に張り付いた汚れを機械的に除去できます。自分で歯みがきすることはリハビリになり、
QOLの向上にも役立ちます。
片麻痺などで不自由な場合は、柄の部分が握りやすくなるよう工夫します。

歯磨き【ブラッシング】

ブラッシングのコツ

  1. 歯磨き粉はなるべく少量に。
    歯ブラシの毛先を歯と歯茎の境目、歯と歯の間におき、毛先を歯の面に対して約90度の角度で当てます。
  2. 軽く力を加えながら、歯ブラシを小刻みに動かします。

体位

誤嚥しないこと(安全性)と、本人や介護者が疲れないこと(安楽性)が重要です。
座位、またはファーラー位(上半身および頭部を45度に起こした半座位)が安全ですが、あごが上がると誤嚥しやすくなるので、本人が介護者を見上げることのないよう注意してください。

義歯のケアについて

入れ歯のお手入れ方法

入れ歯は人工の歯ですので、むし歯にはなりません。

けれども、きれいに見えても細菌が付着していますし、汚れたままにしておけば、口臭の元となったり、黒ずんできたりしますから、長持ちさせるためには、正しいお手入れは必要です。

歯みがきのように毎食後に洗うことが理想的ですが、せめて寝る前に1日一度はていねいに洗いましょう。

毎日のお手入れは、入れ歯専用ブラシを使って水で洗い流します。
眠るときは、洗った後に水の中に入れて保管します。清潔に保つために、水は毎日取り替えてください。そして、3日に一度は入れ歯専用の洗浄剤の溶液につけてお手入れしましょう。

洗浄剤で汚れを浮かし、その後、ブラシでこすって、流水で洗浄剤と汚れを洗い流します。
熱湯や漂白剤につけるのは変色や変形のもとになるので避けてください。
また、乾燥も変形のもとになるので、必ず水の中に入れて保管しましょう。

義歯のケアについて

入れ歯と賢くつき合う方法

入れ歯と賢くつき合う方法「入れ歯がゆるくてはずれてしまう」「入れ歯が浮いて、噛むときにこすれて歯肉が痛い」「金具があたって痛い」など、入れ歯について悩みを抱えている人は多いようです。

合わない入れ歯の弊害

合わない入れ歯を使い続けていると、体にさまざまな悪影響を及ぼします。

症状 原因
(1)痛くて食べられない 不快感や痛みから、食べられなくなり、食べる楽しみを奪ってしまいます。
(2)体力・免疫力の低下 食べられなくなれば、エネルギー不足となり、体力や免疫力も低下します。
(3)口の機能が弱くなる 口を動かすことに苦痛を感じ、話したり食べたりしなくなると、口の機能が低下します。

入れ歯の定期健診を

入れ歯は一生モノではありません。
あごの骨や歯肉、歯の状態は生理的に変化するため、合わなくなってきます。
違和感を感じたら、歯科医に相談し、微調整を。
また、不具合がなくても、半年から1年に一度の定期健診をオススメします。

ぴったり合った入れ歯で表情も若々しく

せっかく入れ歯を持っていても、「面倒くさいから」「合わないから」などの理由から、入れ歯をしなくなってしまう人も多いようです。けれども、入れ歯をはずしていると、一見するとみな同じ顔に見えてしまうことがあります。
口の周りに独特なしわがより、口元がすぼまった、いわゆる「梅干し顔」です。

しかし、自分にきちんと合った入れ歯をしていれば、口元が引き締まり、表情が豊かになります。印象も若々しくなり、言葉もはっきりするので、他人との会話も楽しくなってきます。

入れ歯は失った歯を補って食べられるようにすることだけが役割ではなく、その人の個性や人格を取り戻すための道具でもあるのです。

入れ歯は一生ものではなく、使っているうちにだんだんと合わなくなってくることもあります。
特に入れ歯に不具合がなくても、半年から1年に一度くらいは、入れ歯の定期検診をするとよいでしょう。

ぴったり合った入れ歯で表情も若々しく
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